元々コンピュータへの文字入力は、英数字・記号だけであったため、1バイト(28=256通り)
で間に合っていたが、表示技術が発達するにつれて「日本語」など多くの文字が必要な言語文化圏では、
1バイトでは不足なので主に2バイトで文字表現されるようになった。 日本の場合、1978年に初めて JIS C 6226-1978が発表され、追加・改良がなされて1990年にJIS X 0208-1990で現在扱われている日本語文字コード大系が整い、その後もさらに発展して現在に到っている。 現在、扱われている主な日本語文字コードには以下のようなものがある。 |
JISコード | シフトJIS | EUCコード | Unicode |
JIS規格のX0208で定められた文字コードであり、パソコンでは主に電子メールで利用している。 | Microsoft社が定めた文字コードであり、パソコン用OS(WindowsとMac)が 利用している。 | 日本語UNIX系の環境で主に使用される文字コードであり、Linux,Soralis, HP-UX等が利用している。 | 世界中の文字を表現しようと、Unicodeコンソーシアムが開発した文字コードである。 |
日本語に変換するためのソフトは、日本語FEP(Front End Processor)と呼んでいます。 これは、英数文字やかな文字を主にキーボードから入力して、漢字やカナ文字等に変換してくれるソフトのことで、 OSによって標準の日本語FEPは異なります。 |
Windows系 | Mac OS系 | UNIX系 |
Microsoft社が開発したMS-IMEが標準であるが、徳島県のジャストシステム社が 開発したATOKが変換効率がよく人気がある。 | OSの開発元であるApple社のことえりが標準。その他、ATOK, MacVJE,EGBRIDGEなどがある。 | UNIXは多くの種類があり標準となるものを特定することが難しいが、Wnn,Canna, ATOKなどがある。 |
第1ステップ | 第2ステップ | 第3ステップ | 第4ステップ |
"kaisei"とローマ字でタイプ すれば"かいせい"となる |
スペースキーを押して 漢字「変換」する |
再度スペースキーを 押して次の変換候補を見る |
OKであれば"Enter"キー を押して「確定」する |
第1ステップ | 第2ステップ | 第3ステップ | 第4ステップ | 第5ステップ |
"daigaku1kaisei"とローマ字で タイプする |
"スペース"キーを押して漢字「変換」する | 再度"スペース"キーを 押して次候補を見てOKで あれば "Ctrl"+"Enter"キーで部分的に「確定」 |
OKであれば "Ctrl"+"Enter"キーで部分的に「確定」 |
再度"スペース"キーを 押して次候補を見てOKで あれば "Ctrl"+"Enter"キーで部分的に「確定」 |