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■3次元CGによるテクスチャーマッピング処理 【タイル張り】


  1. 課題の概要

    1. 目 的:3次元CGによるテクスチャーマッピング手法を習得する。

    2. 利用ソフト:Photoshop LE,Shade

    3. 課題の完成イメージ

       

    4. 完成イメージのアニメーション (3,788Kb)




  2. 舗装タイルの作成

    1. 花子によるタイル作成

      ・床面(30×30m)へのピクチャーマッピング用のタイルブロック(3×3m) を作成する 。


      ・今回は、こちらで事前に花子の処理を行って画像を用意しています。
       この場所にマウスカーソルを合わせて右クリックし、
       Netscapeの場合→「リンクを名前を付けて保存」、 IntenetExplorerの場合→「対象をファイルに保存」
       で、edd-server1\・・・(X)上に保存すること。



    2. Photoshopによるタイルの生成

      1. ダウンロードした画像(tile-org.psd)を Photoshop で読み込む。

      2. タイルのレイヤーを選択して柄を作成する。

         ※以下のページを参考にするとパターンや表面材質の設定に役立つと思われる。

        1. その1

        2. その2

        3. その3

        4. その4

        5. その5


      3. タイルや目地の材質感を設定する。  

        ■メニューの「フィルター」→「アーティスティック」→「粒状フィルム」で、

         「粒子」と「密度」の値を変化させて調整する。


        ■調整前と調整後の比較画像(縮小しているので分かりにくいですが・・・)

        処理前の画像処理後の画像



      4. 舗装タイルパターンの作成例        
        パターンA パターンB パターンC
         
        パターンD パターンE パターンF



      5. 画像の統合  

        ■タイルと目地を、レイヤー分けしているので統合して一つの画像にする。


      6. タイル画像の保存形式

        ・生成した画像は、メニューの「ファイル」→「複製を保存」を選択し、
         「PICTファイル」形式で保存する。(拡張子:"pct")

        ・PICTファイルオプションは、16 bit/pixels を選択する。





  3. 3Dモデリングとマッピング

    1. Shade によるモデリングの概要

      ・この課題では、Shade で概ね以下のようなモデリングを行う 。




    2. 床面の3次元形状の寸法

      ・床 面 → 一辺30mの正方形


    3. 床面のモデリングとピクチャー・マッピングの方法

      1. 床面の3Dモデリング

        1. Shadeを起動し、表示の中の「図形コントローラ」を選択し、以下の設定をする。

        2. 床面を作成するために、ツールボックスの「長方形」を選択(右クリックで選択してもよい)して、

           @のX,Y,Z(-1500,0,0)から、AのX,Y,Z(1500,0,-3000)のサイズ(30×30m)の床面を作る。

           ※:数値入力の方が正確で早く作成できる。


      2. 床面のピクチャー・マッピング指定

        1. 上で作成した床面にタイル画像を貼りつけるために、表示の中の「表面材質」を選択し、以下の設定をする。

          ※1:画像の設定は、表面材質の設定ウィンドウ内の
             左下にある正方形のエリア内で右クリックし、
             「イメージの読み込み」を選択し、貼りつけたい
             画像を指定する。(PICT形式のファイル)



          ※2:その他、黄色くマークしている箇所の設定をする。

        2. 表示の中の「カメラ」を選択し、「視点」「注視点」「ズーム」で画角調整して透視図の枠内に 床面がすっぽり入るようにする。

        3. 特別の「レンダリング」を選択し、レンダリングオプションを以下のように設定する。

        4. 「すべてレンダリング」ボタンを押してレンダリングし、貼り付けたタイルのパターンを確認する。(下の図はレンダリング例)

            







    4. 今回の課題に比較的似ている空間事例

        ■タイル配置のデザイン例 (一辺約25m)


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