記憶・掃引によるパイプを使ったベッドの作成
記憶・掃引によるパイプを使って単純なベッドを作成した例
■記憶・掃引によるパイプの作成
新たに"Shade"を実行する。
マウス右クリックで 「
開いた線形状
」を選択し、
連続直線
で掃引用パスを作成する。(終点はダブルクリック)
作成した「
開いた線形状
」の線上をクリックし、コントロールポイントを表示する。
マウス右クリックで「
形状編集
」→「
コントロールポイントの変更
」 でも同じ。(ショートカット:
Ctrl + M
)
次に、以下のコントロールポイント4点を選択状態にする。
先ず最初は、対象となる赤い「・」ポイントをクリックし、黒い「・」にして選択状態にする。
以降は
Ctrl + クリック
で追加選択して行く。 (解除も
Ctrl+クリック
で可能)
マウス右クリックで「
形状編集
」→「
アイロン
」を選択する。
カーブの調整
★ 各部名称と調整方法 ★
●アンカーポイント
線形状の変化点(線のつなぎ目)のことで、「・」で表示される。
●接線ハンドル
アンカーポイントから両側に出ている青い線。
「・」をドラッグでして曲線の曲率を変化させることができる。
●コントロールポイント
アンカーポイントと接線ハンドルを合わせてコントロールポイントと呼び、
「
・
」で表示される。
カーブの調整後
「Enter」キーを押して解除する
「
ツールボックス
」→「
記 憶
」ボタンを押して掃引パスを記憶する。
あるいは、マウス右クリックで「
記憶
」→「
記憶
」を選択する。
マウス右クリックで「
作成
」→「
長方形
」を選択し、掃引パスの開始点の位置に 4×4cm の正方形を作成する。
右クリックで「
形状編集
」→「
スムーズ
」で円に変更する。
「
ツールボックス
」→「
掃引
」ボタンを押し、掃引パスに沿って掃引する。
あるいは、マウス右クリックで「
記憶
」→「
掃引
」を選択する。
パイプの完成
■マットレスの作成
マウス右クリックで「
複 製
」 →「
直線移動
」によって、2m離してパイプをコピーする。
(ショートカット:
Ctrl + Shift + ドラッグ
)
マットレス(直方体の厚み20cm)を作成する。
マウス右クリックで「
形状編集
」→ 「
変 換
」を選択して自由曲面に変換する。
自由曲面パートの外にある「
閉じた線形状
」を、 下図のように自由曲面パートの中に移動する。
(上下の位置に注意すること)
自由曲面パートの一番上の「
閉じた線形状
」 を選択する。
マウス右クリック「
形状編集
」→ 「
一点に収束
」で収束させる。
同様に、一番下の「
閉じた線形状
」も収束させる。
自由曲面パートの上から2つ目の「
閉じた線形状
」 を選択する。
マウス右クリック「
形状編集
」→ 「
角の丸め
」で、半径 50o で丸める。
上と同様に、自由曲面パートの下から2つ目の 「
閉じた線形状
」を選択し、
マウス右クリック「
形状編集
」→ 「
角の丸め
」で、半径 50o で丸める。
各パート等の名前整理や
掃引用パス
の削除を行う。
表面材質を設定してレンダリングする。
パイプの表面材質
マットレスの表面材質
レンダリング画像
ファイル名"
bed.shd
"で保存して"shade"を終了する。