記憶・掃引によるパイプを使ったベッドの作成


記憶・掃引によるパイプを使って単純なベッドを作成した例


■記憶・掃引によるパイプの作成

  1. 新たに"Shade"を実行する。

  2. マウス右クリックで 「開いた線形状」を選択し、連続直線で掃引用パスを作成する。(終点はダブルクリック)


  3. 作成した「開いた線形状」の線上をクリックし、コントロールポイントを表示する。
    マウス右クリックで「形状編集」→「コントロールポイントの変更」 でも同じ。(ショートカット: Ctrl + M


  4. 次に、以下のコントロールポイント4点を選択状態にする。
    先ず最初は、対象となる赤い「・」ポイントをクリックし、黒い「・」にして選択状態にする。
    以降は Ctrl + クリック で追加選択して行く。 (解除も Ctrl+クリック で可能)


  5. マウス右クリックで「形状編集」→「アイロン」を選択する。


  6. カーブの調整

      ★ 各部名称と調整方法 ★
      ●アンカーポイント 線形状の変化点(線のつなぎ目)のことで、「・」で表示される。
      ●接線ハンドル アンカーポイントから両側に出ている青い線。
      「・」をドラッグでして曲線の曲率を変化させることができる。
      ●コントロールポイント アンカーポイントと接線ハンドルを合わせてコントロールポイントと呼び、
      」で表示される。


  7. カーブの調整後


  8. 「Enter」キーを押して解除する


  9. ツールボックス」→「記 憶」ボタンを押して掃引パスを記憶する。
    あるいは、マウス右クリックで「記憶」→「記憶」を選択する。


  10. マウス右クリックで「作成」→「長方形」を選択し、掃引パスの開始点の位置に 4×4cm の正方形を作成する。
     


  11. 右クリックで「形状編集」→「スムーズ」で円に変更する。


  12. ツールボックス」→「掃引」ボタンを押し、掃引パスに沿って掃引する。
    あるいは、マウス右クリックで「記憶」→「掃引」を選択する。


  13. パイプの完成
     


■マットレスの作成

  1. マウス右クリックで「複 製」 →「直線移動」によって、2m離してパイプをコピーする。
    (ショートカット: Ctrl + Shift + ドラッグ


  2. マットレス(直方体の厚み20cm)を作成する。
     


  3. マウス右クリックで「形状編集」→ 「変 換」を選択して自由曲面に変換する。
     


  4. 自由曲面パートの外にある「閉じた線形状」を、 下図のように自由曲面パートの中に移動する。
    (上下の位置に注意すること)


  5. 自由曲面パートの一番上の「閉じた線形状」 を選択する。
    マウス右クリック「形状編集」→ 「一点に収束」で収束させる。
    同様に、一番下の「閉じた線形状」も収束させる。

  6. 自由曲面パートの上から2つ目の「閉じた線形状」 を選択する。
    マウス右クリック「形状編集」→ 「角の丸め」で、半径 50o で丸める。
     


  7. 上と同様に、自由曲面パートの下から2つ目の 「閉じた線形状」を選択し、
    マウス右クリック「形状編集」→ 「角の丸め」で、半径 50o で丸める。

  8. 各パート等の名前整理や掃引用パスの削除を行う。


  9. 表面材質を設定してレンダリングする。
    パイプの表面材質 マットレスの表面材質 レンダリング画像

  10. ファイル名"bed.shd"で保存して"shade"を終了する。